食中毒にご用心!!
食中毒とは
下痢や嘔吐を引き起こす微生物(細菌やウイルス)または、化学物質、寄生虫などが食物に付着・汚染した
食品などを摂取することで起きる胃腸炎の総称です。
食中毒の発生状況は
夏は細菌性・冬はウイルス性が多く、1年中注意が必要です。
食中毒の多くは、下痢や嘔吐の症状を繰りかえしながら徐々に回復しますが、病原性大腸炎であるo-157などに
感染すると重篤化することがあるので気を付けましょう。
食中毒を予防するには
(1)買い物 ・賞味期限を確認しましょう
・肉や魚の汁がほかの食品につかないように注意
(2)家庭での保存 ・肉・魚・卵を取り扱う前と後に必ず手を洗う。
・冷蔵庫は10℃以下・冷凍庫はー15℃以下に保つ
・冷蔵庫や冷凍庫に物を詰めすぎない(冷気の循環が悪くなるため)
(3)下準備 ・調理前には石けんで丁寧に手洗いを!
・野菜などの食材は流水できれいに洗う(カット野菜もよく洗う)
・生肉や魚の汁が果物やサラダなど生で食べるものにかからないように注意
・包丁やまな板は、肉用・魚用・野菜用と別々に分けると安心。
・冷凍食品の自然解凍は避ける
・冷凍と解凍を繰り返さない。
・使用後のふきんや調理器具は、きれいに洗う。消毒・殺菌も忘れずに!
(4)調理 ・料理の前には手を洗う
・肉や魚は十分に加熱を!中心部を75℃以上で1分間以上が目安。
(5)食事 ・食べる前に石けんで手を洗う
・清潔な食器を使う。
・作った料理は、長時間室温に放置しない。
(6)残った食品 ・清潔な容器に保存する
・温めなおすときにも十分加熱
・時間がたちすぎたものや、ちょっとでも怪しいと思ったら食べずに捨てる
嘔吐や腹痛、下痢・発熱などの症状、または同じ食事をした人に同様の症状があらわれていたら
食中毒が疑われます。
少しでも食中毒の疑いがあれば、すみやかにかかりつけ医の診断をうけましょう。